今日は、年に1度のボイラー性能検査の日でした。
ボイラーの火止め、水を抜き、検査が行われるこの日は、普段見ることのできない内部が見ることのできる日です。
ボイラーは材木を乾燥させるために使用します。
製材した材の仕上がりを左右する重要な場所です。

このふたも普段は開けられることはありません。たくさんの穴は管になっていて、ここから煙が通っていきます。そして管の周りには水が入ります。

ボイラー周辺は、夏場なら軽く40度以上になります。
この地下部分はそれ以上暑くなります。
ここから燃えカスをかき出します。
サウナ状態になります。
暑いです。かなり。
今日はボイラーはお休みなので煙突から煙がでてない・・・のではなく、普段もほとんど見えません。
灰やススはできないようボイラーの中にサイクロンが入っているので、かげろうのようなゆらゆらが見える程度なんです。

この中に材木を搬入し、乾燥していきます。
ここの乾燥プログラムは神部さんの長年の経験と知識に基づき、効率よく組まれています。

性能検査、合格です。
ふたをあけるのは一年後。
部品を再び取り付けます。

現在は、燃料が木質バイオマス(製材で出たおが粉等)になったボイラーを利用しています。
なので、上記ボイラーは現在は保管庫に利用しています。ちょっと懐かしい・・・・。