CLT

今、日本の木造建築業界で大注目を集めているCLT。中高層ビルも木造で建てれる!?
CLTはCross Laminated Timberの略で、日本では直交集成板と呼ばれています。
板を横に並べて大きな板を作って、向きを変えて作った同じ大きさの板を互い違いに何枚か重ねて強度を増した板にして、分厚くてどでかい板にしています。

オーストリアで1995年ごろより使われだしたそうで、すでに海外では9階建てや6階建てのマンションが建っています。

コンクリートの養生期間がいらない分、工期も短くなり、木造の為、自重も軽いので、基礎工事も従来より抑えられるそうです。海外では、どでかーい板を作っても、運んだり、建てたりする場所も広大で問題なくても、日本では運ぶ道路事情や建てる土地の事情もあるので、あんまり大きな板を作るわけにもいかないらしい・・・。

日本では、日本の建築事情にあったCLTになるよう、製品面からも、制度の面からも課題をクリアしていっているところだそうですが、数年後には日本でもCLTで中高層ビルが建つ日がやってきそうです。

<担当者より>
 伊勢でCLTを鉄骨造の壁に使っているのを見る機会があったのですが、カメラも携帯も忘れ、写真が撮れない、まさかの事態がありました・・・。がっくり。
 当社も日本CLT協会の会員になり、今後の動向も含め、この新しい木質構造用材料について勉強中です。

今回の参考・関連・情報源
◆日本CLT協会 http://clta.jp

 

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