木材自給率

餃子から薬物が検出され原因はいまだ調査中ですね(2008年2月末現在)。
これを機に、各食品の自給率が報道され、あらためて輸入に依存している現状を再認識させられました。

ところで、森林王国の日本の木材の自給率ってご存知でしょうか?

林野庁によると平成18年度の自給率は20.3%!

用材(製材品や合板、パルプ・チップ等に用いられる木材)での数値です。つまり約8割は輸入材です。
海外のもので気をつけないといけないものが違法伐採の材木です。国によっては伐採量の5割が違法なものであるところもあります。

無秩序な伐採による森林の減少は、地球温暖化、生物多様性の現象など環境問題につながります。

日本では、平成18年4月より政府調達の木材は合法性が証明されたものを購入することが決まりました。
また木材自給率を高める施策もだされています。

<担当者より>
 木材って食品よりも消費者に届く情報が少ないので、違法か合法かなんてわからないですよね。
オオコーチでは国際的な森林認証団体であるFSCが合法と認めた木を扱う業者としてCoC認証を取得し合法材の利用を進めています。

今回の参考・関連・情報源
◆林野庁ホームページ 平成18年木材需給表(丸太換算)の概要
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/070928.html
◆(社)全国木材組合連合会 リーフレット
「合法木材は地球を守る第一歩 ~違法伐採を防ぐために」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

スギ花粉