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製材の現場
ここでは、製材業を営むオオコーチの現場紹介をしていきますが、第7回は特別編。
  最近珍しい皮むき師の現場です。

皮むき師の現場

当社の方ではないのですが、ちょうどお仕事にみえていたので、取材させていただきました。
丸太の樹皮をきれいにむくお仕事の様子を中村さんに道具の紹介とともに作業の仕方を教えていただきました。
中村さん
 皮むきに使う道具通称「とんび」です。(写真:左)とんびのくちばしに似ているところから、きているそうです。

これを皮をむく丸太に突き刺して、引き寄せ、ころがして移動させます。(写真:右)

 皮をむく道具「のみ」です。
(写真:左)

樹皮と丸太の間に差し込み、てこの原理ではがしていきます。
丁寧かつ慎重にむいていきます。
(写真:下の2枚)

  
 そして「かすがい」です。(写真:左)
丸太が動かないように固定するのに使います。

固定させて、皮をむく作業を続けます(写真:右)
すべて皮をむいた丸太を「とんび」で移動します。(写真:左)

きれいにつながった樹皮が残りました。(写真:右)
 最後は「はさみ」です。(写真:左)

樹皮を一定のサイズでカットしていきます。(写真:右)
  
カットした樹皮は重ねていきます。
その後、きれいにのばして、重しを置いて乾燥させます。
この樹皮は、瓦葺の下地に使われます。
昔ながらの工法で、樹皮の上に土をのせ、瓦をのせます。
樹皮の上に敷くことで、土もしっかり密着し、瓦も動かないのです。

しかし、最近はそういった工法の家も減り、樹皮の需要も減ったため、皮むき師さんも年々減っていってるとか・・・。
2〜30年前には、樹皮は高値で取引されていたので、副業で夜な夜な作業をされていた方もいたそうです。

ちなみに・・・
左の写真が、中村さんがむいた丸太。
右の写真が、機械(バーカー)でむいた丸太。
むかれた丸太の表面の美しさは一目瞭然ですね。

中村さんは80歳!少なくなってきたといっても、従来からの建築を好んで、新築でも樹皮を使って建てられるお客様がいらっしゃるので、体の動くうちは続けるという中村さん。 

笑顔がとっても素敵でした。いつまでもお元気で!

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